国立清華大学(台湾北部・新竹市)生物医学工程研究所の鄭兆珉教授はこのほど、新型コロナワクチンの有効性を確認できる抗体検査試薬の開発に成功した。指先から血液一滴を採取するだけで、15分後には抗体の有無を確認することができる。鄭兆珉教授によると、1回目のワクチン接種から7~10日後に試すことができる。キットのろ紙上に二本線が現われたら、ワクチンが有効性を発揮し、体内に十分な中和抗体があることを意味する。一本線しか現れない場合、体内の抗体が十分ではないことを意味するため、新型コロナウイルスの感染リスクが高い場所に行く場合は適切な防護が必要となる。(中央社)
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